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インプラントの失敗について

ここ10年くらいで本当に少なくなりましたが
インプラントの失敗というものがあります。

失敗にもいろいろありますが一番多かったのは
インプラントが骨にくっつかないで動いてしまう失敗です。

昔のインプラントの表面はチタンがツルツルした
たいらな表面性状でした。

しかし、今はサンドブラストにエッチングをしてますので
二重にザラザラした表面を作って骨の細胞をくっつきやすくしています。

骨にくっつかないパーセントは1-2くらじゃないでしょうか。
明らかに少なくなりました。

そのほかの表面性状では
HA(骨と同じ成分)を使っているインプラントもあります
バイオインテグレーションといって骨にはとてもよくくっつきます。

しかし、わたしは長期にわたるデータがあまりないし
あってもいいデータではないのでHAに関しては
もうしばらく様子をみていきたいと思っております。
(最近のHAは改良されてますが)

今、使っているSPIインプラントのデータでは
HAより優れているデータが出ていますので
SPIインプラントの「RT」という表面性状が最も信頼できると思っております。
(ストローマンインプラントも同様です)

 

→インプラントの失敗についてはこちらをご覧ください。

2010/08/06

インプラントの父 ブローネマルク教授

インプラントの説明に欠かせない人がいます。
それは、近代インプラントの開発者ブローネマルク 教授です。

教授は、インプランを発見しようと思っていた わけではありません。
ただ、チタンという金属を使っての動物実験の際に、偶然チタンが骨とくっつく(インテグレーション)ことを発見しただけなの です。

「発 見しただけ」と言っても、これはただならぬことだと思っております。
ひとつは、チタンと骨がくっついていたという事実を認識したということ、もう ひとつはそれを人工の歯に応用できないかと考えたこと。
このふたつのことができるのは、ちょっと普通の人ではありません。

そ のあと長期にわたる動物実験と人への応用を経て商品化するわけですが、このチタンのインプラントがどれだけ人類に貢献するのかは、この時点である程度わ かっていたのではないかと推測できます。

その後、多くの改良を重ねて現在のインプラントになってきたわけですが、この「発見」の意味がど れだけ大きいかは、今さらですが、改めて実感しております。

全 世界で、こういった最初に「発見」した人を、その関係者はみなさんとても「尊敬」をしております。
それが本当の「科学者」です。

2009/11/02

インプラント治療の歴史

前回インプラントの事についてふれましたので、今回はインンプラントについてお話したいと思います。

イ ンプラントの歴史は最も古いものでエジプトのファラオ(王様という意味)という説があります。また、ペルーのインカ帝国でもエメラルドの歯根が植えられた ミイラが発見されており、ずいぶん古くからインプラントが行われていた事がわかります。

しかし、現在のインプラントの材質であるチタンが 使われるようになったのは1950年代からです。特に1952年にチタンと骨が結合する事をオッセオインテグレーションと名付けたブローネンマルク医師は 歴史に名を残すことになりました。

現在のチタンインプラントの幕開けです。

私は1985年よりインプラントを始め現 在まで1000本を越える数を埋入してきましたが、それまで入れていたパーシャルデンチャーの数が極端に少なくなった事を考えるとそのメリットを患者さん が一番良く御存知なのではないかと思います。一度インプラントを入れた方のほとんどが次に欠損した部位にはインプラントを希望されることからもインプラン トの良さがわかります。

いつの時代も健康な白い歯というのはとても大切だという事がよくわかります。

2007/12/11

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