最先端のインプラント治療機器

今日は他の医院でインプラントができないと 言われた患者様の話です。部位は下顎の臼歯部で骨の高さが不足している状態でした。このような場合はまず精密な審査から始めます。ほとんどの場合(90 パーセント以上)はオルソパントモという全顎を1枚でとれるX線を使います。しかし、残りの数パーセントはCT撮影が必要になります。このような場合の CTはかなりの精度のあるものでないと意味がありません。よって

「歯科医院に設置できるコーンビームではなく医科用のヘリカルじゃない と意味がありません。鮮明度が全く違うからです。」

私の医院では「メディカルスキャニング」という御茶ノ水の駅前にあるところを使って います。

また、最近CTをパソコン上に出し、インプラントの埋入をするシュミレーションができるソフトも出てきており、そのシュミレーションそ のまま200ミクロンの精度でインプラントを埋入できる優れものもあります。

とにかく、すごい勢いでこれらの周辺機器は進歩しています。

2009/07/31

前歯部のインプラントとCT撮影について

先日、前歯にインプラントを埋入しました。インプラントは前歯と臼歯とでは難易度がかなり違ってきます。前歯のインプラントは、やはり審美性が重要になり ますので難しくなります。インプラントの周りの「骨と歯肉」をコントロールできる技術を持っていないと絶対にできません。特に、日本人の「骨と歯肉」は薄 いため、より難易度が高くなっています。ですから

「前歯のインプラントは経験豊かで知識も豊富な歯科医師」

に手術を お願いしましょう。インプラントは前歯と臼歯とでは全く違うものと考えてもいいかもしれません。

あと、最近「CT撮影」が多くなりまし たが(インプラントにおいて)これにも気をつけて下さい。院内で気軽に撮影できるため撮影回数が多くなっているように思います。歯科用でも回数が多いとX 線の被爆量は問題になることがあります。

「CT撮影をすべての患者様に行なう必要性は全くありません。」

私のクリ ニックで必要と思う患者様は全体の10パーセント以下です。まして、術中、術後に必要と思うのはもっと少なくなります。

2009/07/14

SPIインプラントアドバイザリーミーティング

昨日の都議選、民主党の大勝利でした。というより自民党がやはり予想通りダメでしたっていうとこでしょうか。 それにしても、選挙の予想ってなんであんなに当たるの?

昨日はスイスのSPIインプラントの社長、開発責任者が来日して、日本の歯科医 師(7名、私も含んで)と共に「アドバイザリーミーティング」が行なわれました。

「1年でこんなに研究、開発をしているんだ。」

というのが正直な感想です。インプラントの構造そのものは、いたって単純なのでどこを改良するのかな?って思っていたのですが、全世界の歯科医師の要求を 満たすまでには、まだまだ開発しなければならないところがたくさんあるということだったんですね。

途中でスネテビー博士(開発責任者) にインプラントの表面性状の開発にいたる経緯を聞いてきました。「完璧」なお答えを頂き、自分の考えがより正しいことを実感しました。やはり人から聞いた 話や本を読んでの知識より実際に担当していた人の話には説得力があります。

「大満足。」

でした。しかも、昼食のとき 話した先生と歯周病とインプラントの関係について「1番難しいところで意見が一致。」して(歯科医師の100人に数人しかいません。)とてもうれしく思い ました。

2009/07/13

インプラント治療が受けられる条件

今日の朝、電車から外を見てたら 雨雲の隙間から「青空」が見えました。天気予報も雨が少なくなってきたので、いよいよ梅雨明けでしょうか。

よく「インプラントは何歳までできますか?」という質問を受けます。基本的には年齢の制限 はありませんが「健康である」ということが条件になります。しかし、

「先生は、最 高で何歳の患者様にインプラントを埋入したことがありますか?」

その質問の答え は「83歳」です。現在、9本のインプラントが入っていて、みんな良好な状態です。手術前には「入れ歯」が入っていて「咬めない」ということもありました が、とにかく「入れ歯自体を気持ち悪くて入れてられない」ためインプラントを選択しました。

正直、最初は「入れ歯をうまく調整していきますからインプラントは止めませんか?」と言ったのですが、患者様の本当に強 い意思によりインプラントになったのを覚えております。

この患者様は、 ちょうどこの時期に白内障の手術をなさるなどで「お体」のチェックを受けておられたので「健康」ということがわかっていました。だからインプラントも大丈 夫と判断した経歴があります。 

決して、誰でも大丈夫という訳ではありませ んので御注意を。

2009/07/10

歯周病とインプラント

今、「ペリオインプラントセラピー」という本をよんでいます。私にとって本というのは、歯科関係の勉強をするにあたっては不可欠な存在です。同じ箇所を何 度も何度も読みますし、しばらく期間をおいてまた読むことも多いからです。

「しかし、出版社の数が激減し4000社を割ってしまっ た。」

というニュースを先日放送しておりました。情報はネットでという人が多くなって徐々に本ばなれが進んでいるからでしょうか?活字 でないといけないところも沢山あると思いますが、どうなんでしょうか。

ところで、ペリオを歯周組織、歯周病と訳すと「歯周病とインプラ ントの関係」についての勉強をしています。以前から、とても興味をもっている分野です。この本は、この分野を普通とちょっと違う角度からみているところが 興味深いところです。「なるほど」と思うところがある反面、よーく考えてみるととても「基本的」なことであったりします。

現在、歯周病 とインプラントに関しては世界的にみて特別画期的な報告はありませんが、今までに出版された本を改めて読んでみると「基本は同じだが、みんないろいろな症 例に本当によく考えてアプローチしている。」と関心させられます。

2009/07/08

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